住楽(じゅうらく)Ⓡでワクワクな毎日を♪
「住楽」とは、
住まう人(あなた)× 住まい方(くらし)× 住まい(おうち)
を楽しむこと
「いつも楽しく、健康的でより快適な毎日を」
あなたはおうちで、どんな毎日を過ごしていますか?
それは、あなたの望みどおりのワクワクした楽しい毎日ですか?
もし、違うとしたら、あなたはどんな暮らしがご希望ですか?
毎日の暮らしの積み重ねが、生き方なのではないかと思います。
『生き方=人生』。
だから毎日をどんなふうに過ごすかって、とっても大切だと思いませんか?
あなたがいつもおうちで楽しく過ごしていたら、子どもたちも、ご主人さまもとてもうれしくて、元氣でいられると思います。
するとおうちも喜んで、そんなあなたの家族を見守ってくれることでしょう。
そんな想いを込めて・・・住楽・・・と名づけました
「健康とは、身体的、精神的そして社会的に完全に良好な状態にある事で、単に病気でないとか、虚弱でないということではない。」と、1948(昭和23)年、WHO(World Health Organization)現 世界保健機関が、
保健憲章の前文にこのような健康の定義をつくりました。
Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
健康とは病気や虚弱でないというだけではなく、身体の体力値が高く、知的には適切な教育を受け、社会的(家族、地域社会、職場)には豊かな人間関係があり、
精神的にも 安定している状態である(精神的健康・社会的健康・身体的健康のバランスが取れた状態)
あなたに質問です!
Q。あなたは今、自分の理想の暮らしをしていますか?
あるとき、何人かにこんな質問をしてみました。
『我が家に帰ってきたなぁ~、とほっとする場所、またはその瞬間はどんな時ですか?』と。
すると・・・
- Kさんは「玄関を開けて入った瞬間の匂いですね。」
- Aさんは「トイレでゆっくり座っている時です。」
- Mさんは「帰ってきて、帽子を脱いだ時、それまでのヨロイを脱いだ感じになってほっとします。」
- Sさんは「1日のすることを全部済ませて、リビングでビールを飲んでいる時がいい時間です。」
- Iさんは「布団に入って全身延びをして、しあわせだな~って思うときです。」
このように5人が5通りで、我が家の感じ方をされています。
他にもお風呂に入っている時だったり、子どもたちとテレビゲームをしている時だったり・・・
みんなそれぞれあるのだろうな、と思います。
これだけ千差万別なのですから、暮らし方の理想もさまざまあると思います。 暮らしを理想にするには、
1.今のおうちをリノベーションする
2.中古住宅に引っ越す
3.新築のおうちを建てる
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こんな感じでしょうか?
その行動を起こす前にちょっとよろしいでしょうか?
その前に、少し理想の暮らしについて考えてみませんか?
新築マンションや、建売住宅は、すでに間取りや内装が仕上がっています。
もちろんそこに暮らすのも素敵なことです。
ですが、今のおうちで理想の暮らしを想像し、創造するというのはいかがでしょうか?
そうです、おうちにあなたの暮らしをあわせるのではなく、
あなたの暮らしにおうちを合わせるのです。
これは、
中古住宅を買う時も
新築住宅を決める時も
賃貸住宅を探す時も
実は同じです。
まずは、自分の理想の暮らしを描いておくことが大切だと思います。
「お風呂で一日の疲れを癒したい」と一言でいっても、お風呂タイムの過ごし方もこれまた千差万別です。
お風呂タイムで何をしたら疲れをいやすことができるでしょう?
寝る時はどうですか?寝る前に音楽を聴きながら寝ると熟睡できますか?
それとも寝る前に本を読まれることが多いですか?
一つひとつ丁寧に考えてみませんか?
暮らし=人生
だと考えています。
たとえおうち時間が少なくても、根本は、暮らしなのですから。
そして、コロナの流行によって、以前より、おうち時間が増えました。
さらに、おうちでの暮らしは、大切になってきています。
ある2つの住楽ストーリー
神戸のマンションにS子さんがRくんと一緒に暮らしていました。
S子さんは、ご主人が亡くなられ、以来、本来のS子さんではなくなってしまい、おうちがゴミ屋敷のようになっていました。
見守っていたS子さんのお母さまが、引っ越しをするか、リノベーションするか
どちらかをしましょう、と提案し、気乗りのしないままS子さんは私とリノベーションをすることになりました。
S子さんは、リノベーションをしたところで、気持ちが変わる、自分が元気になれるとは全く思っていませんでした。
そんなS子さんに私がはじめにしたことは、S子さんのため込んでいる想いを話して出してもらうことでした。
はじめのときだったでしょうか、S子さんに「好きな色は何ですか?」と聞いた時のことです。
彼女は、 「わからないです。」と言ってボロボロと泣き始めました。
そして続けて「昔は、元気よく、みどり色です、って言えていたのに・・・今は、まったくわからないのです。」と。
彼女は一人で苦しんでいたこと、その苦しみが深いことを強く感じました。
ほとんどの部屋のリノベーションをさせていただく予定でしたが、本当に荷物が多くて、まずは、その荷物を減らしてもらう必要がありました。
ですが、これは、私がしてはいけません。
S子さんが自分で判断して処分する必要があります。
私は、お手伝いをするだけです。
一人でするより、思いきれる場合もありますが、彼女は、一人でするとおっしゃいました。
一人でする場合、もちろん時間がかかります。
特に、彼女は、リノベーションを進んでしたいとは思っていないので、かなり時間を要しました。
モノが減るまで、私は何度も通い、いろいろなおはなしをしました。
そして、積極的ではないにせよ、S子さんはお母さまの想いにこたえようと、少しずつ処分していかれました。
あるとき、とても明るい表情でおはなししてくださいました。
「押入れの片づけをしていました。そしたら、奥の方にきれいな白い箱がでてきたのです。蓋を開けるまで、中に何が入っているか忘れていました。
中には、トーマス・マックナイトの絵が出てきました。
これは、私が高校生くらいの時に、この絵のような暮らしがしたいと思って、この額を買ったものでした。
いつの間にか、なおしてしまっていたのですね。
これが、私の将来の夢だったのを思い出しました!
この絵のように、海の見えるおうちで、子どもとピアノを連弾して、素敵なものや音楽に囲まれて、暮らすのです。
この海は神戸の海なのです。
だから、私ここから引っ越ししたくなかったのかな、って思います。目標ができました!
今は、海は見えませんが、次のおうちは、海の見えるところに住みます!
その前段階として、今のおうちで、この絵のおうちを目指せる暮らしをすることにします♪」と。
ご自身でもとてもうれしかったそうです。私は、初めてこんなに明るいS子さんを見ました。
夢を思い出させてくれた1枚の額
その後のお片付けの早かったこと!
驚きのスピードでお片付けをされ、工事がスタートしました。
完成後、S子さんは、「こんなに変わるとは、思っていませんでした。リノベーションしてよかったです。」と、別人のようです。
いえ、もともとの明るいS子さんに戻ったのです。
ホントに好きなものだけに囲まれての暮らしを、手に入れられたようでした。
息子さんとのピアノの連弾の願いもかない、中学受験も突破し、いまでは彼はもう高校生です。
さらには、S子さんは働きにも毎日出られるようになり、今は、声楽にも習いに行っておられます。
先日、聞いてみました「好きな色は何色ですか?」「カーキです」と間髪入れずに返ってきました。
本来の自分に戻られ、ずーっと元気でお過ごしのようです。私はとてもうれしかったです!
もう一つは、学校を定年退職された65歳Y子先生のお話しです。
平屋のおうちですが、増改築を繰り返し、一番古い部分は築60年くらい経つとのことです。そこにおひとりで住んでおられました。
『自分は子どももいないので、70歳になったら老人ホームに入るから、あと5年ほどもつようにこのおうちの悪いところを修理してください。』というのが、私への初めのオーダーでした。
ところが、私と一緒にいろんなお話しをさせてもらう中で、『このおうちで豊かに暮らす』ことを考え始められました。
そこで、寒かったお風呂も、寒かったリビングも使いにくかったキッチンの一部もリノベーションさせていただきました。
さらに、おうちの駐車場が道路に面していたため、1台用の車の駐車場をいつまでも車に乗れるように、車庫の出し入れが億劫にならないように、お庭を一部整理し、2台用の駐車場にして道路にあった電信柱も移動しました。
あれから8年がたちますが、『おかげさまで、大きな台風が来ても安心して過ごしています。これからも一人で暮らせる間は、ここで豊かに暮らし続けます。』とおっしゃっています。
たぶんあのまま5年もてばいいだけの工事をしていたら、今頃、このおうちは解体されていたかもしれません。
少なくとも空き家になって、朽ちるのを待つだけのおうちになっていたのではないかと想像します。
工事前(狭い入口の駐車場)
工事中(2台分の駐車スペースを確保)
工事後(電柱を移動)
ぜひ、一度じっくり考えてみませんか?
- 今のおうちでチェンジを考えている方
- そろそろおうちを購入しようとおもっている方
- 子どもたちが巣立って、これからの暮らしを充実させようと思っている方